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アクアマリンパーク・漁港区地区

◆海と親しむ憩いの空間”と“港町と漁業文化の再興”のイメージ

 親水空間としてたくさんの人々を集めているアクアマリンパークの整備に関しては、港湾背後地と一体となった整備を図ることを前提に考えることを提案する。
まず、倉庫群の利用については、倉庫の老朽化進んでいるため、長期的には、新たな施設の設置や機能誘致による利活用を図ることが望ましいが、短期的かつ暫定的には、倉庫の簡単な修繕により、全天候型のイベント広場づくりを行い、賑わい空間の機能強化へとつなげて行く。
一方、漁港区については、港町小名浜の漁業文化再興のため、ハード的に、中央市場の機能的分割や市場施設の再生を図ると共に、ソフト的な食の街道作りや観光競り市など新たな視点での再生を組み合わせて行う。

 

◆“海と親しむ憩いの空間”と“港町と漁業文化の再興”ハード整備の年次計画

◆ “海と親しむ憩いの空間”と“港町と漁業文化の再興”への仕掛けづくり−1

 (今日 「現在〜3年後」へのアクションプログラム)

《アクアマリンパーク》

1, アクアマリンパーク賑わいづくり事業の拡充

  • ストリート系スポーツイベントの誘致
  • 実施へ向けた大会調査、市場調査活動の展開。
  • 各種団体等への利用PRを行うと共に、市民会議プロデュースによる賑わいづくりイベントの定期的開催。
  • 倉庫を利活用した実験店舗の試験的運営、民間による運営への基盤づくり。
  • まちなか案内所の機能拡充。
  • 光のプロムナードづくり。

《漁港区》

1, 1号埠頭食の街道づくり

  • 既存施設の利活用、解体を含めた調査の実施。
  • 釣客の釣った肴をその場で調理してくれる港町情緒あふれるお店や、早朝から開店している干物飲食店など、新鮮さを売りとした食の街道づくりとリーシング活動。

2,魚市場を利用した新しい漁業づくり

  • 釣り客をターゲットとした観光漁業の展開。
  • 一般客の参加できる観光競り市の実施と定例開催。
  • 四季折々のメニューづくりや、料理コンテストの開催、やわらかいカツオの加工品など小名浜の新しい特産品の開発。

3,漁業界の再編成による港町の再生

  • 公設共同経営の市場づくりや、買参権の見直しを含め、3セク株式会社化も視野に入れた業界の統合再編による基盤の強化。

4,港と市場の直結による、新いわき中央卸売市場づくり

  • いわき中央卸売市場の魚部門の分割などによる、市場の機能的再生。

海と親しむ憩いの空間”と“港町と漁業文化の再興”への仕掛けづくり−2

(明日 「5年〜10年後」へのアクションプログラム)

《アクアマリンパーク》

1, 倉庫群地の長期的視点からの利活用

  • 港湾背後地の整備の動向を踏まえた長期的整備指針の見直しや、イベントや管理運営などを通して利活用の検討。
  • アクアマリンパークの賑わいづくりのため、民間による運営の基盤づくり。

《漁港区》

1, 旬のものの提供と地域のこだわりづくり

  • カマボコ製造販売業者の誘致、旬のメヒカリ・ウニ・カツオ・サンマなど季節を生かしたいわきの名産作りと提供できる店の誘致

2, 1号埠頭食の街道づくり

  • 釣客の釣った魚をその場で調理してくれる港町情緒あふれるお店や、早朝から開店している干物飲食店などを配した、干物街道づくりへ向けたリーシング活動。

海と親しむ憩いの空間”と“港町と漁業文化の再興”への仕掛けづくり−3

(あさって 「10年以降」へのアクションプログラム)

《アクアマリンパーク》

1, 港湾背後地との一体的な連携を図った賑わいづくり

  • 背後地と緑の大通りの整備を踏まえ、一体的な整備へ向けた、各種条件調整やコンセンサスの形成など、民意の集約を図ると共に、市民会議主導の管理体制を確立する。

《漁港区》

1, 新しい漁業の実現と漁港区の再構築のための意見の調整

現時点から長期スパンで、漁業関係者との対話を持ち、港町としての漁港区再構築へ向け、来るべき整備実現のため、整備・実施計画づくりや、意見の集約とコンセンサスの形成を図る。

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